【四字熟語】「四面楚歌」の意味と由来

四面楚歌の意味と由来

「四面楚歌」とは、中国の古代の歴史に由来する四字熟語で、敵対する楚国に囲まれている状態を表す言葉です。「四面」は、敵が四方から攻めてきていることを意味し、「楚歌」は、敵が歌っている楚の国歌の意味です。

敵が四方から攻めてきて、自分たちは囲まれて、脱出することができない状態を表します。これは将棋でいう「詰み」と同じ意味です。

四面楚歌の使い方と例文

「四面楚歌」は、自分たちが敵対する力に囲まれて、脱出することができない状態の時に使うことができます。 いくつかこの言葉を使った例文を紹介します。

「私たちの会社は、競争相手に囲まれていて、市場から追い出される可能性が高い。四面楚歌だ。」

「軍隊は、敵軍に囲まれており、戦いに勝利することはできない。四面楚歌だ。」